転職歴「多い」「少ない」転職に有利になのはどっち?

転職歴「多い」「少ない」転職に有利になのはどっち?

職歴は転職に影響がある

一般的に職歴は多いより少ない方が有利、とよく聞きます。

 

本当に有利なのでしょうか?

 

また、職歴が「多い」と言われるのは何社くらいなのでしょうか?

 

現役キャリアコンサルタントがそんな疑問にお答えします。

 

1.職歴が1社のみ!こんなメリット、デメリットがある

大手転職エージェントに登録するキャリアエリートといわれる方は
職歴は多くても3社というケースがほとんど。
年齢や職種によっては3社もNGとなることもあります。

 

エージェントに求人を依頼する大手企業が
「職歴は○社まで」と求人にただし書きをつけることも少なくありません。

 

しかし、最近は外資系企業やIT企業、ベンチャー企業をはじめ
職歴の多い、少ないを問わない企業が増えつつあります。
これは日本企業の転職に対する考え方がアメリカに近づいてきたと言えるでしょう。

 

1社経験のみという方は下記のような印象をもたれる可能性があります。

 

・順応性や適応力が低い
・転職したいが転職先が見つからないだけ
・転職しても前職のやり方や考え方をひきずる

 

実際に筆者が担当した企業で転職歴ゼロにこだわって採用をしていましたが
一度採用した方が業務のやり方になじめず、すぐに退社してからは
転職歴ゼロというこだわりをなくしました。

 

もちろん、まだまだ日本ではアメリカと違って
「1社でふんばるメンタリティ」が歓迎されることが多いでしょう。

 

嫌なこと、辛いことがあっても乗り越えてきたということがあれば
それは充分、転職歴ゼロ者の大きな強みになるでしょう。

 

転職歴ゼロでもどこで、何を、どれくらいがんばったか?
そんな自分のストーリーを語れなければ
強みにはならないということをお忘れなく。

 

2.転職回数17回!最後にたどりついた仕事は?

30代にして転職回数が17回。

 

私の知人Kさんはなんと転職回数が17回。
ソムリエ、美容関連の営業、飲食店……
関連がありそうでない職種を転々とし、最後にたどりついた仕事は
「キャリアカウンセラー」です。

 

現在はマネジメントも行う立場となり、大活躍しています。

 

過去の仕事と一見まったく関係がなさそうに見えますが
それぞれの仕事で身についた知識や習得した資格など
すべてが今の仕事に活かされているのです。

 

転職回数は多いですが
今の仕事にたどりつけたのはなぜか?

 

◎自分に何ができるか、何をやりたいかが常に明確であった
◎ネガティブな理由で転職をしていない
◎前職で得たスキルや知識を次の仕事で確実に活かしている

 

そして、明るく好奇心旺盛で面倒見の良い人柄です。

 

常に前向きで一生懸命に仕事に取り組み、
「こうすればもっとよくなるのでは?」と
どんな課題に対してもひたむきである姿勢が周囲に認められていたのです。

 

転職回数が多くても
それぞれの仕事でスキルを身につけ、自分のものになっていれば
今までの経験を総合的に活かせる仕事に出会えるチャンスもあるのです。

 

3.大切なのは転職回数よりも○○です

すでに過去のものとなった職歴を今さら変えることはできません。

 

転職回数が「多い」「少ない」ということを
どうこう考えるよりも転職を成功させたいと考えるなら
最優先で考えなければならないことがあります。

 

あなたはこれから転職しようとする会社で

 

「何ができるか」「何をやりたいか」

 

そして、今までの経験で得たスキルを
自分自身の言葉でアピールすることができるか。

 

場所を変えればいいことが待っている、といった考えでの転職や
明確な理由がない、一時的な興味からの転職など
一貫性のない職歴はNGです。

 

それは職歴が1社であっても同じです。

 

目的意識を明確に持ち、
前を向いた転職活動をすることが転職成功へのカギとなるのです。